2008年09月10日

セミにセンチメンタル

『命があるものには必ず終わりがくる。』

わかっているけど、そういうことって毎日思うことでもなく
何かとても考えさせられる出来事が起きたときに感じたり考えたりするもんだ。

でも、夏は毎日のように、、、、ヒシヒシと、、、、、セミによって感じさせられる。

地上に出てきてジャンジャン鳴いて、鳴いて
鳴きまくった挙句、飛ぶ力も失って、道端に転がって
それでも生きようと虚しくバタバタと羽ばたいてるうちに
通りがかった人や車にウッカリ踏み潰されて天寿をまっとう。
もしくはどこぞのマンションのベランダで動けぬまま息が途絶えるまで待つ。



それが都会に生きるセミ。





無数のセミの抜け殻を見て、
本当は地中で楽しく生きてたかもしれぬのに、
やっと日の目を見たのね、とか、やっと生を受けたのね、、、
というような錯覚を覚え、

木じゃなくて、コンクリートの壁や電柱に止まって鳴いてるのを見て
「そんなとこにゃ美味しい蜜なんて無いよ、バカだなぁ・・・」
とこの都会に生まれてきてしまったセミを気の毒に思い、

ジャンジャン鳴いてるのを聞いて
勝手に「必死に頑張って生きてるなぁ」と思い、

道端でジタバタしてる死にかけのセミを見て
本当に一週間かどうかなんて確かめたことも無いけど
「たった一週間の命だなんて・・・・」と、命の儚さを感じ、

この9月にもなってジャンジャン鳴いてるセミの鳴き声を聞くと
「あんた、遅いよ!みんなもういないよ?」
と勝手にロンリーなセミに同情をし、

ベランダで死んでる(と思った)セミを摘みあげたとき
最後の「ジジジ・・・」という音を聞くと
セミが「ウググッ、もう、、、オレはダメぽ」と最期の言葉を聞いたように思い、

実際転がってる死骸を見て
勝手に一緒に燃え尽き症候群になる。




実はセミは嫌いじゃない。
家の中にノビアに連れ込まれて、バタバタしてるセミは怖いけど・・・。

posted by 172 at 16:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | パパ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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